パチプロの昨今
これも20年以上前の話......
当時は攻略法が数多くあって、攻略プロという呼ばれ方もあった時代だが、開店プロというジャンルもかなりの勢力があった。
現在ではすっかり影を潜め、全てカラ開店と言ってもいい程だが、まだ攻略法が全盛の頃は新装開店の出玉も現在とは比較にならないほどの大盤振る舞いだった。
新装開店といえば6時開店が普通で会社帰りの勤め人なども対象になっていたこともあり、平常営業と変わりないシフトの近年とは雰囲気が違っていたような気がする。
年に一回の盆踊りのような祭り的行事で、新装初日に釘の開け具合が悪かったりすると常連客のブーイングも出かねないご時世だった。
羽モノは20分で打ち止め、一発台は開放を待つ長い行列が出来、デジパチは玉が減らなかったり、パチスロは全台モーニング、というような、現在ではお目にかかれないような事が日常茶飯事だった。
当然これを職業にする人たちは沢山いて、インターネットも無い時代ゆえ、組織的な活動で情報収集する「開店まわり」と呼ばれたグループが何処からとも無く現われては片っ端からライターを置きまくるといった光景も見られた。
いま若い世代の人だと経験が無いかもしれないが、当時は開店前の整理券などは無くて、店の入り口に出来た人だかりが開店と同時に雪崩れ込むという感じだったから、死人が出てもおかしくなかったろう。
私も攻略をやりだす以前は、新装開店を見かけるたびに必至で台取りに参加したものだ。(もっとも、当時は一度に入れ替える台数が現在と比べてかなり多く、機種にこだわらなければ、わりあい楽に新台をおさえる事は出来た・・。)
パチンコを覚えたての頃よく言葉を交わした人たちにはこういった開店まわりのグループに属す人もいて、その当時は何となくしか分からなかったが後になるにつれ、その組織力が想像以上のものだったことが印象にある。
当時、東京では、私の知っている限りでは3つのグループがあり、それぞれ親方なるリーダーが存在する、見た眼、組関係に見えなくも無い情報ネットワークだ。
彼らは、ノリという戦術を好む。
これが私には理解に苦しむ行為だったのだが、皆で協力し助け合うという理念はたしかに一理はある。
集団生活の基本でも有るのだろう。
又、攻略プロの中にはこういった開店まわりの会員でもある人もよく見かけた。
1つの攻略法の寿命はモノにもよるが大抵長くても2,3ヶ月(雑誌、ネットの普及した現在では有り得ない長さだが・・。)で、後半は、設置店、打てる店、をどれだけ開拓できるかが稼ぎに影響するのだが、
機種によっては攻略法が発覚(発売)してからも新台で導入されるケースもあり、そういった場合は新装初日から攻略プロに占拠されるシマもあるわけで、この場合の店の被害はプッとふき出してしまうほどの金額になる。
現在と違いパチンコで勝てる額はたかが知れていて、攻略プロがズラッと並んだ光景は尋常ではない出玉だったに違いない。
しかし、遠隔操作などの不正によって攻略も困難になった現在、プログラムの流れに沿った正面突破的な正攻法は存在しないだろうし、バグなどのセット打法にしか活路を見出せない状況では、攻略プロも開店プロも共に消え行く運命なのは言うまでも無いだろう。
近頃はネット上でも堂々とサクラや打ち子の類が募集されている。
そのうちパチプロ=打ち子になりかねない気がするのは私だけだろうか。
昔パチンコをやりだした二十数年前の、あの新装開店の光景を思い出すと急に気分が踊りだす私としては、昨今の遠隔操作でしか出ないパチンコは許容しがたい。
不正な改造が無くても遠隔操作できるようになっているという事実から眼をそむけている今の行政には不満を感じる。
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